今回紹介するのは、SSU(ソニー・スパイダーマン・ユニバース)の最新作『モービウス/Morbius』である。主演にジャレッド・レトを迎えたマーベル映画で、同じくアメコミ原作の『スーサイド・スクワッド』で演じたジョーカーと違い、ダークヒーローを演じている…
今回紹介するのはギレルモ・デル・トロ監督の最新作『ナイトメア・アリー』である。主演にブラットリ―・クーパー(スタン)を迎え、ルーニー・マーラ(モリ―)やケイト・ウィンスレッド(リッター博士),ウィレム・デフォー(クレム)などの実力派キャストも登場す…
今回紹介するのはデヴィッド・フランス監督の『チェチェンへようこそ -ゲイの粛清-』です。本作はロシアの統治下にあるチェチェンで実際に行われている同性愛者への虐殺行為を、国外脱出を支援する団体の視点で追ったドキュメンタリーになっており、昨今のウ…
今回紹介するのは、マット・リーヴス監督の『THE BATMANザ・バットマン』です。マイケル・キートンやクリスチャン・ベール、そしてベン・アフレックなど多くの俳優が演じてきたバットマンというキャラクターをロバート・パンティンソンが演じ、これまでにな…
今回紹介するのは世界的なポップアーティストであるSiaが、原案監督脚本製作を担当した初長編作品『ライフウィズミュージック』である。過去に薬物やアルコールの依存症であった彼女の自伝的な内容になっており、また自閉症の"ミュージック"との触れ合いに、…
今回紹介する作品はクリントイーストウッド監督が40年間温め、満を持して映画化した『クライ・マッチョ』である。 クリントイーストウッド監督人生50周年であり、監督作品40本目でもある本作、気合を入れねばなるまい!と思い、今回はクリントイーストウッド…
今回紹介するのはアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の最新作『MEMORIA/メモリア』である。本作は初めてのタイ国外で制作された作品で、アピッチャポン監督のカンヌ4度目の受賞作品でもある。自分は初めてのアピチャッポンだったのだが、非常に哲学的かつ…
今回紹介するのはジャパニーズホラーの新進気鋭佐々木勝己監督の最新作『真 事故物件 本当に怖い住民たち』について語っていく。ジャパニーズホラーは自分が最も浅いジャンルと言っても過言ではないため、今回初めて佐々木勝己という名前を聞いた。 自分はタ…
今回紹介するのは、のん が脚本監督主演を務めた初の劇場長編作品「Ribbon」である。2020年、誰もがコロナ禍によって日常を奪われた年、学生たちにとっては特に苦難の年だったはずだ。就職への影響や卒業にまつわる諸事情、また入学したにも関わらず学校にい…
今回紹介するのは、『大統領の執事の涙』のリー・ダニエルズ監督最新作『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』です。ビリーホリデイが人生を名曲『奇妙な果実』とドラッグを巡るFBIとの闘いを中心に描き出している。ビリーホリデイを演じたのは…
今回紹介するのはウィル・スミスが主演製作を担当し、テニスの世界チャンピオンを二人も輩出した実在の家族を描いた『ドリームプラン』だ。予告を見た時点では、娘の将来を親が良かれと思いつつも、本人の意思を抜きにして決めてしまう親にかなりの違和感を…
今回紹介するのは、ファニー・リアタール,ジェレミー・トルイ監督の初長編作品『ガガーリン』です。主人公ユーリを演じるのはアルセニ・パテイリ、ヒロインは『フレンチ・ディスパッチ』『オートクチュール』など注目作に出演するリナ・クードリ。ちょっとア…
今回紹介するのは、本ブログでも劇場映画批評22回で取り上げた『くれなずめ』の松居大悟監督の最新作『ちょっと思い出しただけ』です。『くれなずめ』は非常に変わった作品でしたが、パンフによると、比較的いつもの松居流の作品だったそうで、本作のような…
今回紹介するのはサリー・ポッター監督が若年性認知症だった弟の介護の実体験に基づいて撮った『選ばなかったみち』だ。本作はハビエル・バルデムと我らがエル・ファニングが親子役で初共演しており、彼らが演じるレオ(ハビエル)とモリー(エル)が共に過ごす24時…
今回紹介するのはユバール・アドラー監督による緊迫の監禁スリラームービー『マヤの秘密』だ。冒頭の牧歌的なシャボン玉遊びの光景が、指笛一つで崩壊し、泥沼な状況に転げ落ちていく流れに、日常の脆さを痛感させられる作品になっていた。マヤ演じるノオミ…
今回紹介するのはノルウェー発の音楽ロードムービー『ロスバンド』だ。監督はクリスティアン・ロー。聴き慣れない方だが、長編三作目である本作は2018年のベルリン国際映画祭ジェネレーション部門にノミネートされており、無名というわけではないらしい。因み…
今回紹介するのは、アリ・アッバシ監督長編一作目『マザーズ』です。アリ・アッバシ監督といえば長編2作目の傑作『ボーダー』を連想するでしょう。この度「未体験ゾーンの映画たち」の枠で本邦初公開された本作は、『ボーダー』を踏まえて観に来る人も多いは…
今回紹介するのは、二宮健監督作品『真夜中乙女戦争』。二宮健監督といえば『チワワちゃん』が一番に頭に過ぎり、東京を軽薄に真剣に生きていた門脇麦ら群像が、夜を駆ける刹那の情景が今でも思い出される。本作はそんな『チワワちゃん』に通じる「艶やかな…
今回紹介するのは『ハウス・オブ・グッチ』です。
今回紹介するのは、園子温監督の『エッシャー通りの赤いポスト』です。初の本格的なワークショップで51人の役者と作り上げた唯一無二の傑作です。
今回紹介するのは、『エル プラネタ』です。アマリア・ウルマンが監督,脚本,主演,プロデュース,衣装デザインを行い、虚飾の時代への優しき視座を感じさせる作品です。
今回紹介するのは『マクベス』です。 ジョエル・コーエンの初単独作品でモノクロ映像が見事な作品です。
今回紹介するのは梅村和史監督の『静謐と夕暮』です。傑作です。
今回紹介するのは『明け方の若者たち』です。駄作です。他の傑作青春劇を見ましょう。
今回語るのはマークミラーとデイヴ・ギボンズによるアメコミ『シークレットサービス』を原作とした大人気シリーズ『キングスマン』のシリーズ第三弾『キングスマン ファーストエージェント』。
2022年一発目に語っていきたい作品は『ゆきゆきて、神軍』で知られる原一男監督が、20年の歳月を掛けて国家権力と水俣病と闘う人々の姿を追った372分のドキュメンタリー、『水俣曼荼羅』である。
今回紹介するのは『ハロウィンKILLS 』。ネタバレありの批評になっています。
今回紹介するのは「プロミシング・ヤング・ウーマン」です。エメラルド・フェネル監督による第一作目となる本作は、ポップなテイストの女性によるリベンジムービーとなっています。是非!
今回紹介するのは『夏への扉 -キミのいる未来へ-』です。これまでの作品はあまり楽しめなかった三木孝浩監督の最新作、さてどんな作品になっていたのでしょうか。
今回紹介するのは『RUN/ラン』です。前作『Search/サーチ』で有名となったアニーシュ・チャガンティ監督がメガホンをとり、前作とは正反対ともいえる閉塞感溢れるスリラーとなっています。