今年観た邦画だと一番素晴らしい映画だった。 〇体幹のある映画 「共通言語を持たない意思疎通の困難な他者と、どう付き合っていくか」というテーマを徹底的に深堀している脚本にまず脱帽。「クルド人vsろう者」という宣伝上のキャッチーな建付けに終始する…
相変わらず期待したものがそこにある。劇場に行けば期待したものがあるという、安定したクオリティーがもたらす平穏さが、ウェス・アンダーソン作品にはある。 彼の作品には一貫した強迫観念に囚われた構図と演技演出プランが存在する。 そしてストーリーは…
改めてこれまでのシリーズ作品を鑑賞した上での鑑賞。 多くの語り口があると思うのだが、三つの要点にまとめて語ってみたい。
どんな説教されるのかと思っていたら、言葉にならないまとまりのない言葉(表現)が羅列され、挙句の果てに「はい、さようなら」と挨拶されてどっかに行ってしまった。 どんな感情よりもまず、"いたたまれなさ"が飛び出してくる映画体験は初めてかもしれない…
本当に素晴らしい。観たいものを超えてきた。 アフターNWHの今、「運命に抗う物語」を本気で描こうとする姿勢に感動してしまった。
凄まじい作品だった。 決して劇的とはいえないが、確かに切迫した危機的状況として提示される有限の状況設定で、それぞれのバックボーンや尺度、価値観を尊重しながら重ねられる対話は、何よりも事態を改善しようとする人々の選択を賛歌する。その選択に至る…
正直残念な出来だった。ドラマ版でフラッシュポイントの話の大筋を理解していて、"時の流れを身勝手に変えてはいけない(色々酷いことになるから)"というフィクション内で深く共有される価値観に則り、母の死を受け入れるという終わりを知っている状態での…