劇場からの失踪-映画批評ブログ

映画をこよなく愛するArchによる映画批評

ビッグになって帰ってきた奴らのとどめの一撃『ゾンビランド-ダブルタップ-』劇場映画時評第一回 

劇場作品をネタバレ少なめで簡単に紹介する映画時評回「劇場からの失踪 」

第一回

 

Zにより終末を迎えた世界(ゾンビランド)を彼らは誰よりも謳歌する!

前作のあの一撃目を超えるぶっ飛び感!

紛うことなきのトドメの一撃!正にダブルタップ!

 

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目次

 

 

CAST

前作から約10年、待望のゾンビランドですよ。同年のハングオーバーなんてもう三作やって大団円してるのにやっとかよ!という文句も言いたくなります。
10年というのやはり長い。彼、彼女らはこの10年でとてもビッグになりました。

エマ・ストーンは「アメイジング・スパイダーマン」等ビックタイトルでヒロインで勝ち取り、「ラ・ラ・ランド」ではアカデミー主演女優賞を取り、今では演技派大女優。

ウディ・ハレルソンは「スリービルボード」でアカデミー賞ノミネート。着実にキャリアを積み上げ、よりデンジャラスにより、深みのある俳優に仕上がっています。

ブログ主1押しジェシー・アイゼンバーグは「ソーシャルネットワーク」でアカデミー賞含む数多の賞にノミネートされ、俺的理屈っぽいオタク君部門において不動の地位を築きあげました。

アビゲイル・ブレスリンは今では「リトル・ミス・サンシャイン」の彼女の面影をなどなく、美しくそしてちょっとふとましくて成長を遂げています。

 

10年の歳月が挟んだからこその続編

この面子を再び集めるのは難しい。なぜなら今では賞レースで争うような骨太な作品で主演をやるような面子。過去のB級ゾンビ映画など格を落とすだけと考えてしまうのも無理ないからです。

しかし、ビッグになっても彼らは再結集する。
役者がビッグになったんだ。勿論作品も更にビッグになるに決まってんだろ!
冒頭からぶっ飛んでます。
ホワイトハウスを改造し、自宅にするなんて前作のセレブの家巡りの究極系ですよ。コロンブスのルールも32から73に膨れ上がってます。

また、ジェシーお得意のマシンガントークとルールの親和性の高さですよ。フラッグスタッフとの会話シーン、コロンブスの良さが滲み出てて堪りませんでした。
スケールというよりもより濃密に濃くなった印象でしたね。

 
公開前、あの完成された1作目の続編を作る必要性があるか?これが自分の不安点でした。
待望なんて書きましたが、実際続編なんて無くてもいい作品です。
ではゾンビランドの続編は、あの世界"ゾンビランド"はまだ終わっちゃいないんです。続いていたんです。

10年の間も彼らの楽しいゾンビランドライフも続いていたんですよ。その旅をまた覗かせてもらっている感覚のようなものがあるのです。意義ではない。

前作の延長線上にちゃんと乗っている、語られるべき続編として成立していると思います。

最後に

今作は前作に比べて自分に刺さるシーンが多くありました。

エルビス・プレスリー好きな自分にはグレースランドのくだりは最高。ウディ・ハレルソンでもうエルビスの伝記映画でも作ってくれって勢いでした。


あと最後のビル・マーレイですよ。楽しそうの一言です。特にガーフィールドは好きな作品で3の続編弄りは笑ってしまいます。

彼らファミリーの旅は続きます。ゾンビランドで大いに笑い、愉快に人生を謳歌していくことでしょう。
終末世界を笑い飛ばす最高のゾンビムービーでした。
また10年後、彼らが更にビッグになり、3で再び彼らの人生を覗き観れることを楽しみにしています。